マスクや検温、換気等をしっかりやっているお店も多いんです!
新型コロナウイルスへの対応は最近何かと話題ですよね。
「感染経路が不明な症例のうち、夜間から早朝にかけて営業している
バー、ナイトクラブ、酒場など接客を伴う飲食業の場で感染したと疑われる事例が多発している。
都民にはこうした場への出入りを控えていただくようお願いしたい」
東京都の小池知事が上記のように緊急会見を行いました。
歌舞伎町をはじめとして多くのキャバクラやホストクラブ、ガールズバー店等が対策をとっております。
生き残りをかけてキャバクラやホストクラブが取り組むコロナ対策に
焦点を当てて詳しく解説していきたいと思います。
今回は、「キャバクラが取り組むコロナウィルス対策」を
テーマに一緒に勉強していきたいと思います✏️
ぜひ、最後まで読んでくださいね❣️
それでは参りましょう〜!!!
現役キャバ嬢が詳しく解説しちゃいます😀
キャバクラ業界震撼!!コロナウィルスの全貌
そもそもコロナウィルスって!?
コロナウイルスはエンベロープを有し,
RNAウイルスの中で最大のゲノム(遺伝子)を持っているウィルスです。
その長さは、約30kb! プラス鎖一本鎖のRNAを遺伝子とします。
ヒトに感染するコロナウイルスには,「ヒト呼吸器コロナウイルス」(229E,OC43,NL63,HKU-1),
2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)コロナウイルス」,
2012年に発生した「中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス」
そして今回の「新型コロナウイルス」があります。
新型コロナウィルスもその遺伝子配列の違いから大きく2つに分けられるんです。
新型コロナウィルスの発生源とされる中国の武漢ではある一定期間で95%以上がL型だったそうです。
このことからL型の方がS型の新型コロナウィルスよりも活発なウィルスであると推定されていますよ。
新型コロナウィルス(COVID-19)の感染様式
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染様式は,
従来のヒト呼吸器コロナウイルスの感染様式(物を介する感染)とインフルエンザ的感染様式(飛沫感染)が考えられます。
新型コロナウイルスの潜伏期間は3日ほどです。
鼻汁の多い,ティッシュの山ができるような鼻かぜを生じるといった場合は注意が必要です。
また、新型コロナウィルスの感染様式は,くしゃみで感染するというより,
ティッシュで鼻をかむ際に鼻を触った手がウイルスで汚染され,
その手でドアノブなどの物を触り,
そこに付着したウイルスが物を介して別の人の手にうつり,
その手を顔面にもっていくことで感染(fomite transmission)
が成立することが多いと言われています。
決して触ってはいけません。
新型コロナウィルス感染が疑われる方の介護や分泌物を掃除することは極力避けましょう。
空気感染については、インフルエンザウィルスよりも感染能力が低いのですが
念のため感染が疑われる人の付近には近づかないようにしましょう。
キャバクラが行なっているコロナ対策一覧
自粛自粛というものの、
キャバクラというものはそもそも飲食店であり当然他の飲食店と同様に従業員を抱えております。
多くの飲食店が実際に取り入れております。
しかし、キャバクラはそうはいきません。
キャバクラはお客様がお店にきてキャストが
お客さんと面と向かって接客をすることに意味のある商売だからです。
そんな中、コロナウィルスに立ち向かい営業しているキャバクラの対策を一覧にして紹介します。
(自粛要請)
キャバクラのコロナ対策 ①検温
新型コロナウィルスの特徴として多くの感染者が初期に高熱を出すというものがあります。
そのため、キャバクラへの入店の前に検温をすることは、
自覚のないコロナウィルス感染者を早期に発見するということにもつながります。
キャストに対しての検温(おでこで触れずに測る検温器)で、
37.5度以上有る方は入店をお断りしております。
詳細はリンクから!!
この取り組みにより、社会に対してはコロナウィルスの感染拡大防止に努め、
また、お客様に対してもコロナウィルスの心配をすることなく
キャバクラを楽しんでいただけるような環境作りを行なっております。
キャバクラのコロナ対策 ②アルコール消毒
コロナウィルスは
アルコール消毒にとても弱いです。
ウイルスはその構造からエンベロープ(脂質性の膜)のあるウイルス(エンベロープウイルス)と、
エンベロープのないウイルス(ノンエンベロープウイルス)に分けられますが、
エンベロープウイルスは、
アルコール消毒剤によりダメージを受けやすく、
コロナウィルスはエンベロープウィルスに属します。
そのため、アルコール消毒を徹底すればコロナウィルスに感染する心配は大きく減少します。
私の所属するキャバクラグループでは、
次亜塩素酸除菌製造機というものを購入し
アルコール消毒を常に行う体制が整っております。
自分で製造できればアルコール消毒不足の心配はありませんね!
また、スタッフ・キャストはもちろん、
お客様にもアルコール消毒を推奨しており、
店内のウィルスが生存しにくい環境であることは間違いないです!
キャバクラのコロナ対策 ③マスク営業
空気中やモノに付着するコロナウィルスに対しては
アルコール除菌でほぼ対応ができております。
残るは、直接の感染。
くしゃみや咳を通した飛沫感染です。
この問題に対する最適な予防法は読者のみなさまもご存知であると思いますがマスクの着用です。
マスクをすることで飛沫感染のリスクは限りなく低くなります。
キャバ嬢にとって顔は一番の商売道具です。
その顔の大部分をマスクで覆い隠してしまうということは商売が成り立たなくなる危険もはらんでおります。
お客様にとってもマスクで顔を覆い隠したキャストの接客は楽しみが減少してしまうかも知れません。
お店の利益より、お客様の安全です!
現在はキャスト・スタッフ全員がマスクを着用し接客をさせていただいております。
キャバクラのコロナ対策 ④ウィルスシャットアウトの装備
私の所属する、すすきの最大手のキャバクラグループ:バルセロナグループではこちらも利用しています。
こちらは、販売元のメーカーさんはコロナウィルスをブロックするために制作したものではないし、
効果は保証できないと主張されています。
そのため、このウィルスシャットアウトがコロナ対策に効果があるかはわかりません。
しかし、やらない正義よりやる正義です。
少なくとも大気中のウィルスなどに効果があることは実証済みです。
コロナウィルスへの効果も期待しキャスト・スタッフそれぞれがこのウィルスシャットアウトを装着して仕事に臨んでおります。
まとめ
今回は最近何かと話題の
キャバクラのコロナ対策について紹介しました。
キャバクラの経営者も辛いのです。
感染者の増加を抑えなければなりません。
お客様の安全も考慮しなければなりません。
と同時に、雇っているキャバ嬢や黒服と呼ばれるスタッフ、
内勤の方々といった従業員の生活を守らなければいけません。
コロナウィルスによる自粛期間がこの先もずっと続けば従業員は生活ができなくなってしまいます。
もともとキャバ嬢をやっている方々は、
様々な家庭の事情や身体的な理由によって通常のいわゆる昼職ができない者が少なくないです。
社会の一種の受け皿になっているキャバクラの崩壊は、社会の崩壊に繋がるといっても過言ではありません。
一日も早いコロナウィルス問題の収束といつもの明るく賑やかなすすきのの夜の復活を心より願っております。
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